台風に名前がついてるのはなぜ?
こんにちは、@wanityanです。
本日、学生は終業式のところがある中、台風が来ましたね。
ところで台風にはそれぞれ名前が付けられてることをご存知ですか?
平成27年台風第11号(Nangka,ナンカー)
今回上陸した台風11号にはナンカーという名前が付けられています。他にも9号にはチャンホン、10号はリンファと名前がついています。これらの名前は2000年より国際的な呼称として台風委員会によって定められたアジア名で、国際的には広く使用されています。
なぜ名前を付けるようになったのか?
最初に名前を付け始めたのはアメリカらしく
第2次世界大戦中、米軍の気象担当者が台風に自分の恋人や奥さんの名前をつけるということをはじめました。最初はジョークだったと思うのですが、彼等にとってはその方が便利だったのでしょう。その方式が米軍では定着したのです。
以前アメリカに多大な被害をもたらしたカトリーナと言う名前は皆さんの記憶に残っているのではないでしょうか?これは軍人さんの恋人の名前だったんですね。
これを模して台風委員会が2000年に定めたのが今の名前になるようです。ちなみにアジアは動物の名前は多いみたいです。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用い て、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
つまり、台風に名前がある理由は「呼称がある方がわかりやすいから。」ということのようです。アジア名なので近隣の国では名前の方が一般的なのかもしれませんね。日本で一般的になのは番号なので今後も変わることはないでしょう。
今回このことを調べて一番驚いたのは台風委員会なるものが存在するということですw 世の中いろんな仕事があるんですね。
では、また。